HIKERS JUICE・WINE|パウチ型アップルジュース・ワイン

■ 山小屋での一杯から始まった、7年越しの夢。

2018年夏。南アルプスを仲間と歩いた最終日。
山小屋で手にした一本の「パウチ型ワイン」が、全てのはじまりでした。

KANAMEDESIGNS代表・及川佳宏。
故郷・岩手県大船渡市の兄(スリーピークス代表・及川武宏)が手がけるワインと、
このパウチという形でいつかコラボしたい──。
そんな想いを、アウトドア仲間でもあるLOCKさん(outdoor design unit lock)に語りながら、その夜、火を囲んで夢を語り合いました。

■ 自然と、歴史と、記憶が染み込むデザイン。

デザインはLOCK・山田さん。
火縄銃の歴史から、山の風景、そして平和の願いへ。
「歩くことで風景が記憶になる」——そんな物語をラベルに込めました。

■ HIKERS WINE のデザインについて

ラベルは、五葉山の風景をモチーフに構成しています。
商品名のロゴは火縄をイメージし、ラベルの形は仙台藩の火縄銃に用いられた八角銃身が元になっています。

かつて五葉山ふもとには、火縄銃を手に自衛のために立ち上がった集落があり、
その伝統を受け継ぐ「竹と雀」の家紋と「平成の家臣」という認定も残っています。
ラベルに描かれた雀はその歴史へのリスペクトを込めたものです。

また、背景に浮かぶ3つの花火はスリーピークスの象徴とともに、
火薬の技術で花火師へと転身した芳賀家と、
“日本人で初めて花火を見た”とされる伊達政宗公への想いを込めています。
戦の火ではなく、平和と鎮魂を願う光として描きました。

過去と今が交差し、歩くことで風景の中に歴史が見える。
そんなストーリーを詰め込んだデザインです。

■ HIKERS JUICE のデザインについて

JUICEのラベルでは、かつて武器だった火縄銃が時代を経て自然と一体化していく姿を描いています。
木々と同化した火縄銃のそばに現れるモンスター(のような生き物)は、
自然の一部となった道具に警戒心なく近づいています。

また、グラスに映り込む大船渡の風景は、
歩き、歴史を知ることで、風景そのものが記憶として体に染みわたるイメージを表現しました。

■ 凍らせて持ち歩けるから、自由に楽しめる。

パウチタイプだから、持ち歩きやすくて軽量。
凍らせて持ち出せば、保冷剤代わりにも。
山頂で、テント場で、フェスで、ピクニックで。
冷えた一口が、驚くほど美味しい!

飲み終わったらくるっと丸めて、荷物は軽くなる。山にも街にも似合うパウチです。

■ こんなシーンにおすすめ

  • 登山・ハイキングでの水分補給に

  • キャンプや車中泊の朝の1杯に

  • フェスやイベント、暑い日のごほうびジュースに

  • ジュースは子どもとのお出かけやピクニックに

  • 冷凍して持ち歩けるから、旅行や出張にも◎

■ 東北の風土と歴史を、今の景色に重ねて。

このパウチに込めたもう一つの想いは、「東北の歴史と現在をつなぐこと」。
大船渡、塩釜、仙台——この商品に関わる3人がそれぞれの拠点を持つこの地は、かつて仙台藩の一部でした。
火縄銃に使われた五葉山の木。徳川の建築を支えた檜。戦の火から平和の花火へ。それは過去と今をつなぎ、風景の中にある「物語」に気づかせてくれるデザインです。


■ プロジェクト発起人|及川佳宏(KANAME DESIGNS 代表)

このジュースは、及川佳宏(KANAMEDESIGNS)の「どうしてもやりたかったこと」から始まりました。兄・及川武宏(スリーピークス)との初コラボ、LOCKさんとの長年の思い出、それがようやく、形になりました。

誰かの山時間に。誰かの旅の相棒に。このHIKERS JUICE /WINEが、そっと寄り添えますように。

宮城県塩釜市を拠点にアウトドアブランドKANAME DESIGNS(カナメデザインズ)を営む。アウトドアシーンに寄り添うプロダクトを得意とし、本商品の企画とブランディングの発起人でもある。「自然と人との接点に、記憶に残る道具を。」をテーマに活動中。
Instagram:kanamedesigns


投稿順 新着順

STAY UP TO DATE

Submit your email to get updates on products and special promotions.